脱色でのムダ毛を隠す処理コストを抑えた腕やすね毛のケア方法

ムダ毛処理の方法はいくつかありますが、カミソリで剃ることに抵抗があったり、脱毛サロンで脱毛するには費用の面から難しいというような方でも、手軽に行える方法が脱色です。

シェービングのように肌が傷まないので、カミソリによるダメージや色素沈着の原因が少ないという利点がありますし、男性にとっても、あまりツルツルにしたくはないけど、目立たなくさせたいという希望を叶えることができる方法として人気です。

脱色剤自体はドラッグストアなどで気軽に購入できますし、それほど高いものではないので費用負担がないというのも魅力でしょう。もしも、失敗したとしても毛を剃ってしまえば問題ないという気軽さもあります。

このように本格的なムダ毛処理を行う前の繋ぎやちょっと試してみたいという時におすすめの方法なのですが、上手くムダ毛の色を抜くにはいくつかのコツがあります。
まずポイントとなるのが温度です。

美容室などで髪を染めた経験がある方はご存知かもしれませんが、染色剤を使う際には頭の周囲を温めます。実は室温が低いと薬液の効果が弱まるため、なるべく温める必要があるのですが、これはムダ毛脱色に使われる薬液に関しても同様です。

夏場はそのままでもいいのですが、夏以外の時期であれば室温を高めに設定してから薬液の調合を行うようにすることで効果を高めるようにしましょう。

次のポイントは薬液を使う前の準備です。
体には誰でも皮脂がついているものですが、それが残っていると薬液が上手く定着しなくなってしまいます。部分部分定着しないところがあると、黒い部分と色が抜けた部分とまだらになってしまうことがあるのです。

そうならないためにも、薬液を使う前にムダ毛処理をしたい部位をボディソープでしっかり洗っておくことが大切です。また使用時には、ちびちび使うのではなくたっぷり使うようにしましょう。これもまた毛がまだらになってしまうのを防ぐポイントです。

最後は洗い流す際です。この時、熱いシャワーで一気に洗い流した方がいいと考えてしまう方もいるかもしれませんが、熱いシャワーは血行をよくして毛穴を開かせてしまう危険があります。開いた毛穴から薬液が入り込んでしまうと肌トラブルの原因となりますので、ぬるま湯で時間をかけて洗い流すようにしましょう。

ムダ毛処理後にはしっかり保湿を行うことも肌トラブルのリスクを軽減させるポイントです。こうしたコツを踏まえてムダ毛処理を行えば、大きな失敗はないはずです。